こんにちはKJです!
現在NFTが流行しつつあり、これから認知や取引量がますます拡大されていくことでしょう。
8歳の少年が描いた絵が、NFTで160万円相当にもなった、というニュースなどを見て少し芸術をかじった人が「自分のアートを売ってみよう」と思い参入した人もいることでしょう!
しかし、なかなか思いつきだけでやっただけで売れない人が多いかと思います。今回は
- NFTアートが売れない理由
- 売れた事例・要因
- 考えるべきマーケティング戦略
について私が思うところを書いていきます。
私自身も仮想通貨で投資額を10倍にしたこともありますし、Webマーケティングの素養があるので多少なりとも参考になる情報を提供できれば幸いです。
NFTアートが売れた事例と要因分析
認知拡大の導線があった
まずは皆様が憧れるようなNFTアートが売れた事例と要因について分析します。
「8歳の少年が描いた1枚の絵が、NFT取引で160万円相当に! (引用 buzzfeed)」というNFTドリームを感じさせる情報を知り、NFTアートに興味を持った方もいるのではないでしょうか。(ちなみに取引総額はもう4000万円を超えているそうです!)
8歳の子が描いたのであれば自分にだって可能性がある!と思わせる部分もありますが、恐らく真似しようとしてもできないでしょう。
さて、今回出品したのは8歳のZombie Zoo Keeperさんは元々有名だったわけではない普通の小学生のようです。
しかし、Zombie Zoo Keeperさんの母親・草野絵美さんはアーティストやタレント活動を行っており、テレビなどの媒体にも出演も何度もされている、ある程度著名な方です。
そして、スタートして数日で最初の一作品を購入された方はアーティストの、たかくらかずきさんという自分で個展を開催するようなアーティストの方です。(引用 Note)
色々調べてみると元々草野絵美さんとたかくらかずきさんはアーティスト活動を通して交流はあったようです。
まず「作品出品→ある程度有名な知り合いのインフルエンサーに購入してもらう→さらに認知が広まる」という認知拡大の導線があったことが売れる要素の一つとして大きかったでしょう。
そもそもたかくらかずきさんがZombie Zoo Keeperさんの作品を「草野絵美さんの息子」と知らなかったら作品を購入していたかは定かではありません。
また、草野絵美さんは海外への発信なども戦略を持って実施していたことが伺えます。
認知拡大の導線があったこと、また認知拡大するための戦略を描いていたことは売れる要素としては重要です。
作品的魅力とストーリーがある
さて、他にも「12歳の少女がNFTアートで1億8000万円超を売り上げるまで。(引用 businessinsider)」という事例も参考になりそうだったので見ていきましょう。
インドの12歳の少女ナイラ・ヘイズが莫大な売上に成功した例ですが、ヘイズは首の長い女性を描いた『ロング・ネッキー(Long Neckie)』というコレクションを出品しております。
引用 Openseas
「女性の潜在的な美しさや力強さを作品で表現したい。」という彼女は4歳の頃に絵を描き始め、9歳の時に首の長い女性のポートレートを書き始めたようです。
80ある作品を出品してからどんどん作品を追加していき、ファンを獲得していったようですね。
アートの魅力を言語化するのは無粋かと思いますが、彼女の哲学に裏打ちされた作品を制作した背景の「ストーリー」と「作品的魅力」が多くの人に刺さった例ではないでしょうか。
nftアートが売れない理由は?
さて、売れている事例から見ていきましたが、NFTアートが売れない理由は売れている事例の裏返しです。
作品が認知されていない
さて、売れている事例から見ていくと「作品が認知される導線があった」のが一つの要因です。
逆に言えばどれだけ優れた作品でも認知されなければ存在しないのと一緒です。
他にも売れている事例などを見ていくとインフルエンサーが購入したNFTは価格が跳ね上がる傾向にあります。
作品を購入するメリットや/魅力がない
他にも「作品を購入するメリットや魅力がないor提示されていない」と売れないでしょう。
まずそもそもNFTアートを購入する側の心理の大半は、
- これから値上がりするであろう作品を安いうちに買い高く売りたい(投機目的)
- 作品を出品するアーティストを応援したい
- 純粋に作品自体の価値に魅力を感じ所有欲を満たしたい
といったところが挙げられます。
その中でも「これから価値が上がるであろう」という作品を投機目的で購入する方が多いすが、あなたの作品は「これから価値が上がる」と思わせる何か魅力ある作品となっているでしょうか?
あるいは出品した作品自体を購入しようと思う何かがあるでしょうか?
購入者の心理を考えたうえで戦略を練り、作品に魅力的な価値を持たせるかが重要なポイントです。
NFT売るためのマーケティング戦略は?
さて、NFTを売るために考えるマーケティング戦略について考えられることを書いていきます。
SNS運用・Webサイト運営等による認知拡大
SNS運用がまず第一にやるべきことかと思います。
特にTwitterや画像メインのインスタなどにより、自分の作品を拡大していくためのツールは駆使するべきでしょう。
SNSアカウントのフォロワーが多ければ多いほど作品を発信したときに購入してくれる人が多くなるでしょう。
また、SNSであれば拡散も期待ができますね。Webサイトもしかり、自分のオウンドメディアなんかを作るのも良いでしょう。
また、インフルエンサーとの繋がりを持っている人であれば、何かしらの手段を用いて拡散してもらうのが手っ取り早いかもしれません。
ストーリー性や話題性を持たせる
さて、他にもNFTが購入される要素としては「作品」を作るまでの過程にストーリー性があった方が購買意欲を誘うでしょう。
例えば売り出し文句として、
・休日に趣味で作ってみた作品です。是非買ってみてください。
・自分は幼いころから人間関係で悩んできた。しかし、あるきっかけで悩みが解消されたが、その時の感情をアートにしてみた。同じように人間関係で悩む人や人生で苦労している人に自分のアートを通して何かしらのきっかけを与えたい。
といった2つの紹介文があったらどちらを購入したいでしょうか。私は後者の方がその人となりも分かるし、有意義さも感じるので後者を購入すると思います。
もちろんアートにストーリー性など必要ない、という意見もあるでしょう。しかし、購買者目線で考えてどちらの方が「応援したくなるか」等を考えたうえで、売り出し方を考えた方が良いでしょう。
おわりに
今回はNFTが売れない理由や要因について記載しました。
基本的には
・作品的魅力/アーティストとしての魅力
・認知拡大
の要素がNFTアートの売り上げ拡大の要素かと思います。
これからNFTアートに参入する方は、上記のようなポイントを意識して活動に励みましょう。
NFTアートはまずはイーサリアムを購入するところから始める必要があるのでまだ仮想通貨口座開設していない方は、コインチェック等でまずは口座開設しましょう。
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