こんにちはKJです!
油圧機器メーカーのKYB(カヤバ)の免震用と制御用の装置であるオイルダンパーの性能データ改ざんをしていたことで話題になっていますね!
中々の失態ですが、建物用の装置は実はKYB(カヤバ)の売上げからするとほんの一部にしかすぎません。
KYBの主力事業って車・バイク用の装置なんですね。
車用のショックアブソーバーは世界2位のシェアを誇り、約5台に1台の自動車はKYB(カヤバ)の部品を使っているそうです。
そこで気になるのが車やバイク用装置に改ざんは無いか、という点です。
今回は車・バイクに改ざんの可能性があるか調査しました!
KYB(カヤバ)自動車・バイクの改ざんは大丈夫?
今回KYBでデータ改ざんが行われた製品は免震用装置で、改ざんした製品の納品先はおよそ1,000件近くになると公表されております。
これほどの数の改ざん製品を納品しているとなると、自動車やバイク部品は改ざんされているのではないかと疑ってしまいますね。。
こちらはまだ情報が無いので改ざんがあるかどうかは分からないですが、個人的には可能性は低いと思っています。
ポイントは下記の通り。
建築物と車用製品の違い
建築物より車・バイクは耐荷重が桁違いに低いので、緩衝器の性能を改ざんをするにしても改ざん幅が少ないと考えられます。
また、車・バイク用の製品は建物用の製品よりも作り込む要素は少ないように思えます。
今回改ざんが発覚した免震用ダンパーの外観は下記の通り。

引用 JiJi.com
一方KYBの車用の製品ラインナップは下記の通り。

引用 KYB 製品ラインナップ
製品のサイズや仕様からして、改ざん幅は免震用ダンパーよりは少ないように思えます。
あまり改ざんするメリットが無いんじゃないでしょうか。
(製品の知識に詳しくないので、何とも言えませんが。)
車・バイク用製品がKYBの主力事業である
あとはKYBの主力事業である車・バイク用製品でKYBの売上高の6割を占めます。
一方免震用ダンパーはKYBの売上高の1%程度になります。
下記は2017年度のKYBの製品別の売上げ高を示していますが、赤枠で囲っている「その他(緩衝器)」に免震用ダンパーは含まれると思われます。

建物用製品に比べて、圧倒的に車・バイク製品の売上げの方が高いんですよね。
特に車用のショックアブソーバーなんかは世界2位のシェアを誇り、約5台に1台の車に使われているそうです。
世界にも出回っている装置のデータを改ざんしているって可能性は低いのではないか、と思っています。(というより信じてます。)
しかし、自動車用安全部品の製造をしていたTKATA(タカタ)もエアバック改ざんが発覚していたので、この辺りはKYBの誠意次第というところですね。
KYB(カヤバ)の車高調・サスペンションなどの安全性・評判は?
KYB(カヤバ)製品の車の高さを調節するねじの車高調、サスペンションなどの評判や安全性も気になったので調べてみました!
安全性については特に今まで問題になったことは無さそうですね。
ネット上では車高調については値段の割に良いという意見もあったり、KYBの製品は評価としては悪くなかったようです。
免震のKYBってあれ?と思ったら、やっぱりカヤバなんだな。昔から車のショックアブソーバーを作ってる会社だ。評判は、可もなく不可もなくだけど。
— とっちゃん坊や (@LAGD6) October 19, 2018
車高調のバネ買いたいけどブランドに悩む…
swiftはヘタる、ベステックスは乗り心地悪くなる
ハイパコとUC-01は値段がお高い、MAQSは安いけど,,,
そんなに高くなく評判も良さげなKYBにしようかな— ま~~~太 (@swrt_2157) September 8, 2017
kybのサスめちゃくちゃ良いって評判やけど、コスト重視でyssもアリな気がしてる。
— タケウチ (@anti_NJ) August 28, 2018
おわりに
今回はKYB(カヤバ)の自動車・バイク製品の改ざんの可能性などについて調査しました!
今のところ車・バイク用の製品については改ざんの可能性は低いと信じていますが、一度こういった改ざんが発覚してしまったらどうしても疑いはぬぐえないですよね。
消費者・株主に対して誠意ある対応をしていただきたいですね。
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