慰安婦財団解散に海外の反応・コメントは?事業休止理由や10億円の使い道は?

こんにちはKJです!

韓国が2015年の韓日慰安婦合意のもと設立された「和解・癒やし財団」を2018年11月をもって解散することを発表しましたね。

日本から10億円を拠出して設立された団体を一方的に解散する韓国政府に対して「約束を破られた」という批判の声が多数あがっております。

徴用工判決やBTS(防弾少年団)の原発tシャツ問題しかり、最近は日韓両国で火花が散る出来事が多いですね。

今回は

  • 慰安婦財団解散に対する海外・韓国の反応やコメント
  • 慰安婦財団解散の理由や10億円の使い道

などについて調査しました!

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慰安婦財団って何?解散の問題点もわかりやすく!

まず「慰安婦財団って何?」と疑問に思う方もいるかと思いますので簡単に説明します。

「慰安婦」とは、戦地の軍人を相手に売春する施設である慰安所でそれを行った女性のことを指します。

慰安婦問題については長い間韓国が「日本が戦時中に韓国人女性を慰安婦として扱い人権を害していた」と主張しており度々話題になりますよね。

日本としても慰安婦問題を解決すべく、問題の「最終的かつ不可逆的な解決」を実施するための慰安婦問題日韓合意というものを2015年に韓国と結びました。

慰安婦問題についてはこれまで日本は韓国に対し謝罪し、賠償金まで支払っており、無事この「慰安婦問題日韓合意」をもって「慰安婦問題」は終結した、というのが一般的な見方です。

この慰安婦問題日韓合意の際に日本からの拠出金で設立されたのが慰安婦財団「和解・癒やし財団」です。

「和解・癒やし財団」は元慰安婦を対象とする支援事業を行う財団で、日本から10億円も財団に拠出しております。

そして今回財団の解散を一方的に発表した韓国。

こうなると

  • 財団解散は慰安婦合意の破棄ではないか
  • 日本から拠出した金額はどうするのか

といった問題が出てきます。

これにはネット上でも批判の声があがっておりますね。

慰安婦財団解散に海外・韓国の反応や元慰安婦のコメントは?

慰安婦財団解散の件ですが、まだ海外の大手メディア(CNNやBCC等)では報道されていないようですね。

2017年には韓国・釜山の慰安婦像設置への対抗措置として、韓国が駐韓大使らをに帰任させたことで米メディアなどでも取り上げられ、外交専門誌ディプロマットでは韓国メディア批判の寄稿も載せられたこともあります。

今回も注目度が高い問題なので今後海外でも報道されるかもしれませんね。

また、韓国メディアも聯合ニュースなどが財団解散の報道を大々的に行っており、韓国のネットでは称賛の声が多数上がっているようです。

以前から文在寅(ムン・ジェイン)大統領発足してから財団の運営停止や解散を示唆したコメントなどに対し、

  • 文在寅大統領よくやった。
  • 文大統領、朴元大統領の後始末でお疲れ様です
  • 日本派の国会議員を整理してこそ国が発展する

などなど賞賛の声があがっておりました。。

また、元慰安婦らが共同生活を送る「ナヌムの家」のイ・オクソンさんも下記のようなコメントを残しております。

「日本のお金を受け取って和解・治癒財団を設立したのは、朴槿恵(パク・クネ)元大統領がお金をもらって私たちを日本に売り払ったのと同じだと思っている。文在寅大統領が『合意は過ちであり、財団をなくしてもいい』と言ったのは本当に良かった」

「もう元慰安婦が何人も残ってないので、日本政府の謝罪を受けられるよう文在寅大統領が力を尽くしてくれること以外願いはない」 引用 Record China

元々韓国では慰安婦問題を終結させることに対して反感があり、慰安婦財団を解散させて問題は解決していないことを示したいという方が多かったようですね。

慰安婦財団解散に日本国内の反応は?ほんこん、東野幸治も「おかしい」

日本国内では批判の声が多くあがっておりますね。

日本政府も「財団解散は事実上の慰安婦合意破棄だ」「慰安婦合意を着実に履行しなければならない」と一貫して「約束は守るべき」という主張をしておりますね。

また、お笑い芸人のほんこんさんや東野幸治さんも韓国の対応はおかしいという旨のコメントもしていました。

確かにあの「慰安婦問題日韓合意」って何だったの?って思っちゃう気持ちは分かりますね。。

「慰安婦財団」事業休止・解散理由は?

慰安婦財団は2017年5月に文在寅(ムン・ジェイン)大統領発足してからあまり機能しておらず形骸化していたようですね。

そして今回の解散につながっております。

事業休止をしていた理由としては

  • 運営者の不足や運営費の浪費
  • 韓国民からのバッシング

が主だと考えられます。

財団発足当時から慰安婦問題を終結させることを良く思わない韓国民から嫌がらせを受けていたようで、理事が何人も財団から去っていきました。

また、和解・癒やし財団の年間の運営費は3,000万円を超えていたようです。

人件費と家賃でそんなにお金がかかるのか疑問なところですが、運営者の不足や想像以上に浪費される運営費で、もはや財団存続に意義を見出せなかったのかもしれません。

何より国民から「慰安婦問題を終結させるな」というバッシングなどが大きかったでしょうね。

「慰安婦財団」の10億円の使い道は?

そして気になる日本からの拠出金10億円の使い道。

日本からの拠出金は既に財団によって4億円以上は使用されております。

2015年末の合意時点では生存者34人に対して1人当たり1億ウォン(約1000万円)を支給しておりますね。

残りの費用の使い道はこれから日韓の協議を経て処理されることになるでしょうが、流石に日本に返還されると思います。

ちなみに韓国の陳善美(チン・ソンミ)女性家族部長官は「財団の存廃と残りの資金58億ウォン(約5億7600万円)の処理はつながっている」と述べておりました。

うーん、もう財団解散前提で話をとんとん拍子に進めてしまっているのが引っ掛かりますね。

今後の日韓両国の動きに注目です!

今回は慰安婦財団解散についての調査でした!

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