こんにちはKJです!
韓国最高裁が元徴用工韓国人の日本企業への賠償請求を認めた「徴用工判決」が世間をにぎわせておりますね。
色々意見が分かれそうな問題ではありますね。
今回は
- 徴用工判決の概要
- 海外・韓国の反応
- 日本国内の反応
について調査しました!
徴用工判決とは?徴用工問題の概要
今回話題になっている徴用工判決の概要です。
朝鮮半島が日本統治下にあった戦時中に日本本土の工場に動員された韓国人の元徴用工4人が、新日鉄住金に損害賠償を求めた訴訟の上告審で、韓国大法院(最高裁)は30日、個人の請求権を認めた控訴審判決を支持。同社に1人あたり1億ウォン(約1千万円)を支払うよう命じた判決が確定した。引用 朝日新聞
「徴用工」とは戦時中に日本の植民地となっていた韓国で強制徴用されていた韓国人・中国人などを指します。
今回の徴用工判決では元徴用工の韓国人4人に日本企業が賠償金を支払うべき、と韓国最高裁が判決したのです。
訴訟を起こされた日本企業は新日鉄住金です。過去には三菱重工やIHIなども訴訟を起こされていたようですね。
なぜ戦時中の話が今になって掘り返されているの?と疑問に思う方もいるでしょう。
実際に1965年に結ばれた「日韓請求権協定」では、日韓両国の賠償請求に関する問題は解決したとする協定も結んでいるわけです。
「慰安婦問題」しかり徴用工問題についても基本的にはこの協定で解決済みである、という意見が多数あるんですね。
一方韓国側の主張としては「日本が韓国に強制労働させたこと自体が韓国の憲法に違反する」ということで現在でも訴訟問題になっております。
徴用工判決に世界(海外)の反応は?
今回の徴用工判決は海外でも取り扱われている問題でアメリカでもニューヨークタイムズなどで報道されていますね。
また、元海兵隊政務外交部次長でアメリカの政治学者のエルドリッヂさんは下記のようなコメントを残しています。
半世紀以上前に、日韓の協定で明確に解決され、『(今後)いかなる主張もすることはできない』(第二条3)とまで定められた。今回の判決で、残念ながら『韓国は約束を守ることができない国家』という印象を持った 引用 yahoo news
あくまで個人の意見になりますが、同じように「なんで今?」と思っている方は多そうですね。
中国メディアでは「日本の“戦犯企業”が韓国で敗訴!」「4人の原告にとって、13年8カ月待った勝訴。原告のうちの1人は2014年に他界した」という報道もしているそうです。
中国は今回の徴用工問題については日本批判で韓国寄りの見解ですね。
中国でも徴用工問題は取り上げられていた話なので中国の反応について予想はできますね。
徴用工判決に韓国の反応は?
韓国では日本企業は元徴用工に対して賠償金を支払うべきという意見が大多数を占めているようです。
韓国メディア・ニューシスでは「日本は中国人徴用被害者に対しては、過去数回にわたり謝罪と賠償をした」「この問題は解決すべき」という報道をしており、注目を浴びているようです。
また、判決後は「私も訴訟できるのか」「賠償するのは日本政府か、日本企業か」という問い合わせが殺到したようです!
今回の判決で他の元徴用工の方も訴訟を起こそうとする流れは避けられないでしょうね。
1人1億ウォン(1,000万円)も受け取れる可能性がありますからね。
徴用工判決に日本の反応は?日本共産党は韓国を擁護?
基本的に日本国内では「既に解決した問題なので今更お金を払う義務はない」という声が多数のようです。
ただ、日本共産党については韓国側を擁護するようなコメントを残しております。
日本政府と該当企業が、過去の植民地支配と侵略戦争への真摯で痛切な反省を基礎にし、この問題の公正な解決方向を見いだす努力を行うことを求める。 引用 日本共産党HP
日本共産党幹部会委員長の志位和夫さんは会見なども開いておりますが、これには国内でも争議を醸し出しておりますね。
共産党・志位さんの徴用工判決へのコメント、百歩譲って「個人請求権があったとして請求先は韓国政府では?」という問いに答えているならまだしも、単に「個人請求権は残っている!」と連投するだけ。ずっと請求先が論点で、本人のリプ欄にも殺到してるのに。これは意図的なデマの拡散に他ならない。
— RAIE (@R8eru) November 1, 2018
徴用工問題について志位和夫日本共産党委員長の声明「日本政府と当該企業が、過去の植民地支配と侵略戦争への真摯で痛切な反省を基礎にし、この問題の公正な解決方向を見いだす努力を行うことを求める」そうだ!いいぞ☝CGJ! https://t.co/Ul56YspD1n
— 川上芳明 (@Only1Yori) November 1, 2018
共産党に関しては、在日韓国・朝鮮人の保護を掲げ、機関誌の「しんぶん赤旗」も韓国語版で発行するなど、今までも韓国寄りの見解を出しています。
徴用工問題についても同様に韓国寄りの見解を出すのは予想できたことかもしれませんね。
一方、立憲民主党の枝野幸男代表は「徴用工判決は大変遺憾」という見解を出しております。
徴用工判決についての枝野の見解を抜き出してみる。
「徴用工判決は大変遺憾」
10月31日定例記者会見より pic.twitter.com/B4AjE45nwp— mold (@lautream) November 1, 2018
これはこれで非難を受けているみたいですね。
まあどんな立場から発言しても、日韓問題については批判を浴びてしまうのはしょうがないでしょうね。
いずれにせよ日韓両国で良い妥協点を探り合って穏便に終わらすことを望みます。
今回は徴用工判決の海外や国内の反応についての調査でした!
韓国のことわざに、「泣く子は餅を一つ余計もらえる」とか「処女が子を産んでも言うべき言葉がある」とか「落ちた犬は棒で叩け」とか。一度謝罪すると徹底的に攻撃をされ精神異常で入院するか、自殺することになる国だから謝罪してはいけない。日本政府は、総理談話や慰安婦問題で謝罪表明した、だから徴用工問題に発展した。他問題も続々と出てくることが想定される。ここに来てやっと韓国がゴールポストを変える理由が上記のような国民性にありと理解し毅然とした対応しているが、韓国が謝罪するまで対策を引き締めていく事が
重要である。この謝罪も韓国国民に周知させた謝罪でなければなりません。日本政府は妥協点を探すことが
非常に難しいと思います。